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早期疲労回復にアミノ酸

2016/09/01

アミノ酸の一種であるシスチンとテアニンは、免疫機能の強化、炎症の抑制効果があり、激しいスポーツ後での回復が早まるのだそうです。

シスチン イメージ画像

『シスチンは肉類に、テアニンは茶葉に多く含まれ、これら二つを配合した「シスチン・テアニン」には、免疫機能の調整で重要な働きをするグルタチオンという抗酸化物質の合成を促進する効果があるという。研究チームによると、マラソンなどの激しい運動をすると、体内で過剰な炎症反応が起きて免疫力が低下、感染症のリスクが高まり、体調不良に陥りやすいと考えられている。そこで、ボディービルと駅伝の選手を対象に臨床研究を実施。シスチン・テアニンを投与するグループと投与しないグループに分け、運動前後の血液を分析した。投与しないグループはトレーニング後、リンパ球の一種で細菌やウイルスの除去に重要な役割を果たすNK細胞の働きが低下したが、投与したグループでは活性が維持された。さらに、白血球の一種で炎症反応を引き起こす顆粒球の増加が抑制され、筋肉組織の損傷度を示すミオグロビン値の上昇も抑えられた。』(47NEWSより引用)
http://www.47news.jp/feature/medical/2011/04/post-526.html

ちなみに「シスチン」とは、主に髪の毛を作っているタンパク質の主要成分で、傷の治癒の促進やブドウ糖の代謝などの働きがあります。また、体内で代謝されると硫黄を出して他の物質と反応し解毒する働きもあるので、有毒金属や喫煙、飲酒などで生じる活性酸素や、ある程度の量を摂取することで放射線(どの程度かは定かではありませんが・・・。)などの害から体を守ることができると言われているそうです。(牛肉、牛乳、鮭、小麦粉などから摂取可能。)

テアニンは、主に緑茶のうまみ成分で、リラクゼーションや脳神経細胞の保護、抗ガン剤の作用増強する効果があり、副交感神経の働きを優位にするようです。(集中する時などいいかも・・・。)

また、手術患者でも炎症反応が早期に抑えられ術後の回復も早かったということです。筋トレ後の疲労回復については、色々と考慮されてきていますが、改めて実証された例だということですね。これからもますます注目されそうです。

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